LAIT NEWS

No.097:バックナンバー

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■LAIT News【Vol.97 2008/4/21号】

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1.LAIT活動報告
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■■最新の活動報告■■
「日本型デジタル社会とサイネージ」は好評のうちに終了いたしました。
たくさんの方にご来場いただき誠にありがとうございました。

■■来月の活動予定■■

* 5月の活動はお休みとさせていただきます。

■■6月以降の活動予定■■

* 6月以降の活動については、後日ご案内します。

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2.海外の注目ニュース
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海外の注目の最新ニュースをお知らせします。

■■ハリポタ事典の著作権侵害訴訟、原作者が出版差し止めを要求■■
●「ハリー・ポッター」シリーズの著者J.K. ローリング氏が同シリーズのガイドとして
作成された事典の出版差し止めを求めた裁判の審理が17日まで行われ、原告側は
事典のほとんどの項目に原作と同じ表現が使われており、深刻な著作権侵害に
当たると主張した。
 同事典「ハリー・ポッター・レキシコン」はミシガン州の教員スティーブン・
ヴァンダー・アーク氏がシリーズに登場するキャラクターやストリー、用語などを
まとめたもの。米出版社RDRブックスが昨年11月に1冊24.95ドルで発行を予定して
いたが、計画を知ったローリング氏とハリポタ・シリーズの映画を手掛ける米ワーナー・
ブラザースが出版差し止めと損害賠償を求めてRDRブックスを提訴した。
 3日間の審理でローリング氏側は、事典は原作のアイデアを盗用したものでまったく
芸術性がなく、作品の品位をおとしめているなどと主張。また同氏自身で2−3年後を
めどに事典を出版する計画があった点を強調した。これに対しRDRブックス側は、
事典はファンが原作や映画について正しく理解するための手引書であり、むしろ作品の
価値を高めることに貢献していると反論。「ロード・オブ・ザ・リングス」や
「ナルニア国物語」など他の人気ファンタジー小説ではガイド本が出版されている事実
に触れ、原作者側に事典の出版差し止めを請求する権利はないと主張した。
 話題作の関連本などをめぐる著作権侵害訴訟では、出版社側が原作者にライセンス
料を支払って和解に持ち込むケースが多いが、今回のケースでは双方とも徹底抗戦の
姿勢を崩していない。同事案を担当するマンハッタン連邦地裁のロバート・パターソン
判事は、この種の裁判は結審までに何年もかかることが多いとし、「訴訟が常に最善の
解決策というわけではない」と指摘。「他の方法で解決することはできないか。今回の
ケースは和解が可能であり、和解すべき事案だという印象を受ける」と述べた。
(Los Angeles Times, April 18, 2008)

(庵研究員著)

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3.政府・団体の動向
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政府・団体の動向に関する最新記事の抜粋です。
詳細の横のURLをクリックすることで記事全文を示したページにアクセスできます。

■■情報セキュリティ法務関連政府・団体の動向■■

●4月4日、総務省が、「次世代の情報セキュリティ政策に関する研究会中間報告書」を
公表。
詳細:http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080404_10.html

●4月7日、警視庁が、「平成19年度総合セキュリティ対策会議報告書」を公表。
詳細:http://www.npa.go.jp/cyber/csmeeting/h19/image/pdf19.pdf

●4月7日、警視庁が、「情報セキュリティ対策ビデオ」を公表。
詳細:http://www.npa.go.jp/cyber/video/index.html

●4月7日、警視庁が、「不正アクセス行為対策等の実態調査 平成19年度報告書」を
公表。
詳細:http://www.npa.go.jp/cyber/research/h19/H19countermeasures.pdf

●4月7日、警視庁が、「アクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況等に
関する調査」調査報告書を公表。
詳細:http://www.npa.go.jp/cyber/research/h19/H19research.pdf

●4月16日、次世代電子商取引推進協議会が、「民間部門における電子商取引に
係る個人情報の保護に関するガイドライン」の改訂版を公表。
詳細:http://www.ecom.jp/report/report.html

■■コンテンツビジネス法務関連政府・団体の動向■■

●文化庁が、「ヨーロッパにおける著作権侵害対策ハンドブック」を公表。
詳細:http://www.bunka.go.jp/chosakuken/kaizokuban/pdf/italy_singai_handbook.pdf

●4月2日、(社)日本レコード協会が、「2007年度音楽メディアユーザー実態調査
報告書」を公表。
詳細:http://www.riaj.or.jp/release/2008/pr080402.html

●4月11日、総務省が、「高度ICT人材育成に関する研究会」報告書案を公表。
詳細:http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080411_1.html

●4月15日、経済産業省が、「情報システムの信頼性向上のための取引慣行・契約に
関する研究会」報告書”情報システム・モデル取引・契約書<追補版>”を公表。
詳細:http://www.meti.go.jp/press/20080415002/20080415002.html

■■産業財産権法法務関連政府・団体の動向■■

●4月11日、特許庁が、「2007年度模倣被害報告書」を公表。
詳細:http://www.jpo.go.jp/torikumi/puresu/puresu_jittai_2007.htm

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4.セミナー情報
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最新のセミナー情報をお知らせいたします。
詳細の横のURLをクリックすることでセミナー詳細情報を示したページにアクセス
できます。

■■情報セキュリティ法務関連セミナー情報■■

演題:Business Continuity Management Conference
    迫る国際標準化(ISO) -「サプライチェーン」と「事業継続」-
日時:平成20年4月22日
主催:BCMコンファレンス実行委員会
詳細:http://www.idg.co.jp/expo/bcm/

演題:IT紛争の防止のために
    -モデル契約の活用とその技術的側面-
日時:平成20年6月4日
主催:(財)日本情報処理開発協会
詳細:http://www.jipdec.or.jp/ed/study/itconflict/index.htm

演題:実践的な情報セキュリティ対策への取組み
〜個人情報を保護するために一人ひとりがやるべきことを理解する〜
日時:平成20年6月24日
主催:(財)日本情報処理開発協会
詳細:http://www.jipdec.jp/ed/study/security/index.htm

■■コンテンツビジネス法務関連セミナー情報■■

演題:著作権法による保護と周縁の法律による保護
日時:平成20年4月24日
主催:(社)著作権情報センター
詳細:http://www.cric.or.jp/seminar/seminar.html

演題:現行著作権法の主要課題と『著作権リフォーム』論―弁護士の視点から―
日時:平成20年5月23日
主催:(社)著作権情報センター
詳細:http://www.cric.or.jp/seminar/seminar.html

演題:エンタメの現状認識と活性化
日時:平成20年5月31日
主催:NPOエンターテイメント・ロイヤーズ・ネットワーク
詳細:http://www.j-eln.org/

■■産業財産権法務関連セミナー情報■■

演題:平成20年度(第36期)知的財産権研修 本科コース
  〜企業実務における知的財産のスペシャリストへ〜
日時:平成20年5月7日(水)〜7月10日(木)他
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.hanketsu.jiii.or.jp/kenshu/chizaikenshu.html#tag_36

演題:知的財産権基礎講座
日時:平成20年5月15〜16日他
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.jiii.or.jp/kenshu/chizaikenshu.html#080515

演題:欧米特許制度の概要
〜基礎編・特許権行使戦略編〜
日時:平成20年5月20日他
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.jiii.or.jp/kenshu/chizaikenshu.html#tag_0520

演題:実践PCT出願
日時:平成20年5月22,23日
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.jiii.or.jp/kenshu/chizaikenshu.html#tag_080522

演題:ライセンシングビジネス
日時:平成20年5月29日
主催:(社)発明協会
詳細:http://www.jiii.or.jp/kenshu/chizaikenshu.html#tag_080529

*詳細は、主催団体のHPへのリンクです。リンク先のコンテンツの内容・著作権等に
関しては、各リンク先にお問い合わせください。

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5.事務局からの連絡
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●次号は、5月7日頃発行の予定です。
●ご意見、ご要望は事務局までどうぞお寄せください。
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