Google訴訟和解の意味するものとその影響
日時 | 概要 |
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11月19日 木曜日 14:00 | 16:00 |
昨年10月の、全米作家組合及び有力出版社とGoogleとの間での訴訟和解は、全世界の著作者、出版者に大きな衝撃と困惑を与えた事件であった。 Googleというひとつの民間会社が全世界の700万件を超える出版コンテンツのデジタルデータを持ち、検索のみならず全文を有料で公開しようという計画に対し、従来の著作物利用の慣行に馴染まない手法を採ったことへの戸惑いや、手続き面での不親切さへの怒り、一企業への情報独占が表現の自由に与える影響を憂慮する声など、様々な見地からの批判や論評が行われた。 訴訟和解は今秋10月以降に裁判所で承認されて発効することになるが、世界各地から異議申し立てが行われており、果たして無事承認されるかどうか予断を許さない状況である。 一方、このGoogle問題はそれ自体の帰趨にとどまらず、今後の出版業界ひいては情報コンテンツの流通のあり方に一石を投じる大きな意味を持っている。 このような観点から、再度Google訴訟和解の意味を検証するとともに、これに触発されて始まろうとしている大きな変革の可能性について論じたい。 |
講師紹介
樋口 清一氏(ひぐち せいいち)氏社団法人日本書籍出版協会 事務局長兼調査部長
開催概要
名称: | 『Google訴訟和解の意味するものとその影響』 |
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日時: | ~ (13時30分より受付開始) |
会場: |
【現地会場】「虎ノ門フォーラム(虎ノ門琴平タワー 22階)」
東京都港区虎ノ門1-2-8 (東京メトロ 銀座線 虎ノ門駅2番出口より徒歩1分) |