インターネット上の著作権侵害者に対するアクセス切断およびサイト閉鎖(諸外国における運用の現状および導入の議論)
日時 | 概要 |
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06月13日 月曜日 13:30 | 15:30 |
著作権侵害中止の警告を2度受けたにも関わらず、再度違法ファイル共有をする者のインターネットアクセスを切断するというフランスのHADOPI法をきっかけに、「スリーストライクルール」もしくは「三振アウト制」という用語が使われるようになった。「スリーストライクルール」に関しては、著作権侵害に対する効果的防止策としてぜひ導入すべきてあるという意見に対して、インターネットユーザの情報へのアクセス、表現の自由等を阻害する恐れがあるという反対意見もあり、諸外国においても導入に関しては賛否両論がある。 この三振アウト制に関する諸外国の動きはかなり速い。但し、一言で「スリーストライクルール」といっても、各国の事情により制度の具体的な内容および議論の様相は異なり、各国の状況を踏まえた理解が必要であると思われる。 本セミナーでは、 1)すでに三振アウト制を導入して運用している韓国、フランス、アイルランド、 2)三振アウト制を導入はしたものの運用にまでは至ってない台湾、ニュージーランド、イギリス、 3)導入に関して賛否議論のあるドイツ、ノルウェイ、スイス、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、米国、カナダ、オーストラリア、インドにおける制度導入の背景、運用の実態、議論の内容を分析・紹介する。 また、三振アウト制とは別に(または並行して)、侵害サイトの閉鎖という 手段を考慮しているスペイン、イタリア、米国における状況も紹介する。 |
講師紹介
張 睿暎(チャン イエヨン)氏東京都市大学 環境情報学部 専任講師
立教大学法学部 兼任講師
開催概要
名称: | 『インターネット上の著作権侵害者に対するアクセス切断およびサイト閉鎖(諸外国における運用の現状および導入の議論)』 |
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日時: | ~ (13時10分より受付開始) |
会場: |
【現地会場】「「アビタス」セミナールーム3」
東京都中央区日本橋3-6-2日本橋フロント4階「アビタス」 (JR東京駅八重洲口徒歩5分、東京メトロ銀座線・東西線日本橋駅 B1出口徒歩2分:中央通りと八重洲通りの交差点(日本橋3丁目)からタカシマヤ寄り 二つ目のビル) |