クラウド環境における法律問題 −コンテンツに対する技術的保護手段−
日時 | 概要 |
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03月22日 木曜日 13:30 | 15:30 |
現行の著作権法は、クラウド環境下のコンテンツの保護・利用に対応しているか。クラウド・コンピューティングにおいて利用される技術的保護手段が著作権法によって適切な保護を受けているのか、最も重要な問題である。 クラウド・コンピューティングにおいては、(1)サーバ側に置かれたコンテンツにアクセスできる者を特定人に限るよう、利用者をIDとパスワードで認証することが必要となる。また、(2)IDとパスワードを盗聴から防止するために、これを暗号化などの措置が必要となる。さらに、(3)クライアント側に送られるデータを盗聴から防止するために、暗号化などの措置が必要となる。 この講演においては、(1)技術的保護手段として利用される認証、暗号化、識別信号などの要素技術の機能と限界を分析する。(2)コンテンツをネット・コンテンツ、パッケージ・コンテンツおよびシステム・コンテンツに分けて、技術的保護手段の利用形態の実例を見ていく。また、(3)クラウド・コンピューティングを含むデジタル環境下でのコンテンツの利用において、コンテンツに対するアクセス・コントロールの保護が必要かを検証する。 |
講師紹介
山本 隆司(ヤマモト タカシ)先生弁護士(インフォテック法律事務所)
開催概要
名称: | 『クラウド環境における法律問題 −コンテンツに対する技術的保護手段−』 |
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日時: | ~ (13時10分より受付開始) |
会場: |
【現地会場】「「アビタス」セミナールーム3」
東京都中央区日本橋3-6-2日本橋フロント4階「アビタス」 (JR東京駅八重洲口徒歩5分、東京メトロ銀座線・東西線日本橋駅 B1出口徒歩2分:中央通りと八重洲通りの交差点(日本橋3丁目)からタカシマヤ寄り 二つ目のビル) |