アメリカの期待を一心に集める電気自動車のテスラ・モーターズ
ITのIP(Intellectual Property) 知識財産考
電気自動車に関連する記事より
テスラ・モーターズは、電気自動車を製造・販売するベンチャー企業。2003年に設立され、08年にはスポーツカー仕様の電気自動車「テスラ・ロードスター」の発売を開始しました。約10万ドルの高級車にも関わらず、予約注文が殺到しているとか。
オバマ大統領のクリーンエネルギー政策にとってもテスラ・モーターズは重要なポジションを担っています。同社は電気自動車の開発助成プログラムを通じて 4億6,500万ドル(約426億円)の融資承認を米エネルギー省から受けています。GMやフォードが相次いで倒れている今、EVで、テスラで自動車業界の覇権を再度握るということが市場命令なのです。
驚くべきはその加速性能!スポーツカータイプのテスラ・ロードスターは発進後、わずか4秒で時速100キロに達します。最高時速は約200キロ。電気自動車なので当然排気ガスもありませんし、電気モーターのみで走行するので、エンジン音もありません。静かで環境にも良いスポーツカーなのです。
2012年にはセダンタイプの電気自動車「テスラ・モデルS」を販売予定。価格はおおよそ半額の約500万円になる見込み。少し手の届きやすい次世代のEVスポーツカーというところでしょうか。
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