中国の著作権法改正案に驚き!
ITのIP(Intellectual Property) 知識財産考
中国で著作権法を改正する動きがあり、その内容に反発が広がっています。
中国国家版権局が「販売から3カ月を経た録音作品は、著作権者の許可なく使用できる」との条文を盛り込んだ著作権法の改正案を検討していることが分かった。
インターネットからの楽曲ダウンロードや複製なども発売からわずか3カ月で自由に行えると解釈できる。
同法改正案の第46条は、「リリースから3ヶ月を過ぎた楽曲は中国国家版権局に使用料を払い、原作者を明記すれば、原作者の許可を得なくてもカバーできる。」となっている。
改正案では「録音作品」となっており、映画やテレビ映像などは含まれないとみられる。
ただ、中国では違法ダウンロードのサイトが林立。そもそも音楽や映像の著作権など保護されていないのが実情。
音楽業界では、「抜本的な著作権保護の法改正からほど遠い」などと反発が上がる一方、「せめて3カ月でも著作権が保護されれば立派だ」などと現状を皮肉った声も出ているという。
著作権法は制定から20年以上を経ており、今回が初の大幅な改正。同局では年内にも国務院(政府)に改正案を上程するとしている。
出典元:msn・産経ニュース(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120406/chn12040618270001-n1.htm)
レコードチャイナ(http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60190)
コメントを投稿する
※コメントは管理者による承認後に掲載されます。