仏で著作権法改正案が可決、音楽配信に互換性要求
海外ニュース
フランスの上下両院は6月30日、オンライン音楽配信に互換性を求める著作権法改正案を可決した。規格が異なる音楽配信・再生技術に互換性を持たせ、特定のシステムが市場を独占するのを防ぐのが狙いで、米Apple Computerをはじめとする事業者に技術報の公開を求める内容。
例えば米Apple Computerの有料音楽配信サイト「iTunes Music Store」からダウンロードした楽曲は現在、同社の携帯音楽プレーヤー「iPod」と特定の携帯電話以外では再生できないが、技術情報の公開によって他社製プレーヤーでも再生できるようになる。
法案成立を受け、市場ではAppleがフランスにおける音楽配信サービスを停止するとの観測が浮上している。一方、英国、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、ポルトガルなどでフランスと同様の法律または規制の導入を検討する動きが出始めている。
(Associated Press, June 30, 2006)
例えば米Apple Computerの有料音楽配信サイト「iTunes Music Store」からダウンロードした楽曲は現在、同社の携帯音楽プレーヤー「iPod」と特定の携帯電話以外では再生できないが、技術情報の公開によって他社製プレーヤーでも再生できるようになる。
法案成立を受け、市場ではAppleがフランスにおける音楽配信サービスを停止するとの観測が浮上している。一方、英国、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、ポルトガルなどでフランスと同様の法律または規制の導入を検討する動きが出始めている。
(Associated Press, June 30, 2006)
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