商標の国際登録が90万件突破、マドリッド・プロトコル運用開始から10年
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世界知的所有権機関(WIPO)は10月27日、1996年に運用を開始したマドリッド協定議定書(マドリッド・プロトコル)に基づく商標の国際登録件数が累計で90万件に達したと発表した。WIPOは現在のペースで登録件数が推移した場合、2009年に100万件の大台に乗ると予測している。
商標の国際登録は、商標権者が自国の特許庁を通じてWIPOに出願すれば、世界各国で商標を登録できる制度。出願から12カ月以内に拒否の通知がなければ、マドリッド・プロトコルに加盟する78カ国・地域のうち、指定したすべての国で商標が保護される。ちなみに国際登録された世界最古の商標はスイスの高級腕時計Longinesのもので、最初の出願は1893年に遡る。
WIPOが2005年に受理した商標の国際登録出願件数は3万3,565件だった。国別の内訳はドイツの17.3%を筆頭に、フランス(10.4%)、米国(8.5%)、ベネルクス3国(7.2%)、イタリア(7.0%)、スイス(6.7%)と続いている。
(WIPO Press Release, October 27, 2006)
商標の国際登録は、商標権者が自国の特許庁を通じてWIPOに出願すれば、世界各国で商標を登録できる制度。出願から12カ月以内に拒否の通知がなければ、マドリッド・プロトコルに加盟する78カ国・地域のうち、指定したすべての国で商標が保護される。ちなみに国際登録された世界最古の商標はスイスの高級腕時計Longinesのもので、最初の出願は1893年に遡る。
WIPOが2005年に受理した商標の国際登録出願件数は3万3,565件だった。国別の内訳はドイツの17.3%を筆頭に、フランス(10.4%)、米国(8.5%)、ベネルクス3国(7.2%)、イタリア(7.0%)、スイス(6.7%)と続いている。
(WIPO Press Release, October 27, 2006)
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