米議会図書館、写真共有サイトで「不明作品」3,000点を公開
海外ニュース
米議会図書館は16日、同館が所蔵する約1,400万点の写真のうち、著作権者の存在が確認されていない約3,000点を写真共有サイトFlickrで公開した。これらの写真のほとんどは被写体や撮影場所などが分からないため、一般ユーザーからせられる情報を基にコレクションの充実を図るのがプロジェクトの狙い。ユーザーの反応をみながら、資料価値の高い写真やその他の画像を保有している他の機関にも参加を呼びかける方針という。
今回のプロジェクトに合わせ、Flickrは米議会図書館向けに「ザ・コモンズ」と名付けた専用ページを開設。1900年代初頭のニューヨークの市民生活や、1929年に始まった世界恐慌をテーマにしたコレクションなどが試験的に公開された。図書館によると、これらの資料写真は著作権の有無が必ずしも明確ではないものの、権利を主張する人物の存在は確認されておらず、再利用にあたって著作権上の制限はないと考えられると説明している。また、ほとんどの写真はキャプションがないため、いつ、どこで、誰(何)を撮影したものか不明。タグ付けやコメントなどユーザーから寄せられる
情報を基にデジタルコレクションを拡充し、専門家の研究に役立てたいとしている。
(The New York Times, January 17, 2008)
今回のプロジェクトに合わせ、Flickrは米議会図書館向けに「ザ・コモンズ」と名付けた専用ページを開設。1900年代初頭のニューヨークの市民生活や、1929年に始まった世界恐慌をテーマにしたコレクションなどが試験的に公開された。図書館によると、これらの資料写真は著作権の有無が必ずしも明確ではないものの、権利を主張する人物の存在は確認されておらず、再利用にあたって著作権上の制限はないと考えられると説明している。また、ほとんどの写真はキャプションがないため、いつ、どこで、誰(何)を撮影したものか不明。タグ付けやコメントなどユーザーから寄せられる
情報を基にデジタルコレクションを拡充し、専門家の研究に役立てたいとしている。
(The New York Times, January 17, 2008)
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