WIPO総会、ガリ氏の事務局長就任を正式承認
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世界知的所有権機関(WIPO)は9月22日に開いた一般総会で、オーストラリア出身のフランシス・ガリ氏を新しい事務局長に選出する人事を全会一致で承認した。ガリ氏は年齢詐称疑惑で米国やEUなどから辞任を迫られていたスーダン出身のカミール・イドリス氏の後任。10月1日付で第4代事務局長に就任する。
ガリ氏は1985年にWIPO入りし、2003年から事務次長を務めていた。同氏は事務局長への就任受諾演説で、WIPOが早急に取り組むべき課題として世界的規模で急増する特許出願に対応するための体制づくり、国際貿易における模造品や海賊行為の増加を食い止めるための有効な対策の策定、クリエーターや実演家とその団体への利益還元に関する20世紀型モデルの再評価などを挙げ、WIPOがより効率的に機能するよう戦略再編を進める考えを示した。
(WIPO Press Release, September 22)
ガリ氏は1985年にWIPO入りし、2003年から事務次長を務めていた。同氏は事務局長への就任受諾演説で、WIPOが早急に取り組むべき課題として世界的規模で急増する特許出願に対応するための体制づくり、国際貿易における模造品や海賊行為の増加を食い止めるための有効な対策の策定、クリエーターや実演家とその団体への利益還元に関する20世紀型モデルの再評価などを挙げ、WIPOがより効率的に機能するよう戦略再編を進める考えを示した。
(WIPO Press Release, September 22)
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