「2012年度 情報セキュリティ市場調査報告書」公開!
クラウド情報セキュリティ
NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は5月31日、「2012年度 情報セキュリティ市場調査報告書」を公開しました。
JNSAのセキュリティ市場調査ワーキンググループでは、2004年度以来継続して、日本国内の情報セキュリティ市場の調査を実施しています。2012年 度調査(調査期間:2012年6月?2013年5月)は、アンケート調査、個別推計調査、インタビュー調査、全体集計・推計調査等を踏まえ、途中見直し等 もはさんで実施されました。
まず2011年度市場は、サイバー攻撃被害や投資抑制などが続いた前年からプラス成長を取り戻し、「情報セキュリティツール」が3,648億円(対前年度 比成長率+3.0%)、「情報セキュリティサービス」が3,278億円(同+5.7%)で、合計6,926億円(同+4.3%)でした。
そして2012年度市場も、サイバー脅威に対する備えを抜本的に見直す動き、IT投資サイクルの循環、企業収益力の持ち直し等を背景に、回復の動きが継続 しました。その結果「情報セキュリティツール」は3,846億円(同+5.4%)、「情報セキュリティサービス」は3,463億円(同+5.6%)とな り、合計では7,309億円(同+5.5%)と好調で、再び7,000億円台に達したと推定されています。
2013年度市場については、アベノミクスを背景とする経済状況の回復期待、企業収益が円安で好転することへの期待もあり、市場の成長は持続すると予測。 推計では「情報セキュリティツール」は4,050億円(同+5.3%)、「情報セキュリティサービス」は3,609億円(同+4.2%)となり、合計 7,658億円(同+4.8%)と、本調査開始以来の最高額に達すると予測されています。
出典元:インターネット・セキュリティ・ナレッジ(http://is702.jp/news/1366/partner/101_g/)
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