2008年度第1回情報セキュリティに関する意識調査(IPA報告)

情報セキュリティ関連

 情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターは、2008年9月29日、インターネットユーザーを対象に実施した、情報セキュリティに関する意識調査の結果を発表した。
 それによると、調査に協力した5000人のうち、37人がワンクリック詐欺(ワンクリック不正請求)などにより金銭的被害に遭ったことがあると回答。最高被害額は50万円だった。
 調査日は2008年7月18日から同7月22日。一般ユーザーのセキュリティ意識や対策状況などを把握し、IPAが発信する対策情報や啓発活動などを改善するために役立てることが目的。
 情報セキュリティに関する被害やトラブルの経験を問う項目では、過半数(51.0%)が何らかのトラブルに遭遇したことがあると回答。最も多かったのは「全く知らない差出人から大量のメールが送られてきた」で32.0%。
 次いで、「コンピューターウイルスに感染した」(20.1%)、「ホームページ閲覧中に、覚えのない料金の支払いを要求するメッセージが表示された」(10.1%)、「覚えのない料金支払いを要求するメールが送られてきた」(9.1%)。
 そして、実際に金銭的な被害を受けたことがあると答えたのは37人で、全回答者の0.74%。1ユーザー当たりの平均被害額はおよそ4万2000円、最高額は50万円だった。
(日経BPのPC Online 9/29の記事より)
報告書の掲載場所:http://www.ipa.go.jp/security/fy20/reports/ishiki01/index.html

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